クラウドインテグレーションサービス「雲斗」のブログ

芝公園にある創研情報株式会社がAWS を 中心にクラウドの基本から便利な使いかたまでをお伝えしていきます。

Amazon Device Farm

AWS Device Farmについて調査してみた

2017/04/21

【AWSとは何ぞや?】

AWSとはAmazon Web Servicesの略で、
Amazon.comより提供されているクラウドコンピューティングサービスであります。
AWSで提供されているサービスは様々あるのですが、
今回はその中からDevice Farmについて紹介したいと思います。

 

【Device Farmとは何ぞや?】

Device Farmとは、一言でいうとモバイルアプリ/ウェブアプリのテストを
Cloud上で行えるサービスのことであります。
従来モバイルアプリのテストを行う場合、
実機を様々そろえなければならなかったのですが、
このサービスを使うと、Cloud上で多数のデバイスを利用でき、
テストを簡単に行うことができるのです!

 

【利用可能なデバイスって?】

Device Farmでは、多数のAndroid、Fire OS、iOSをサポートしており、
サポート対象デバイスは今も増え続けています。
公式サイトでサポート対象デバイス一覧をご覧いただけます。
テストデバイス一覧

 

【料金】

こんな便利なサービス、高くないの?
そう思った方も多いのではないでしょうか。
料金は、1デバイス1分という単位デバイス分に基づいて算出されます。
(例:1デバイスで100分使用→100デバイス分、2デバイスで100分使用→200デバイス分)
最初の250デバイス分は無料で使用でき、(例:5機種に対して50分ずつ)
それ以降は1デバイス分につき0.17USドルが課金されます。
また、定額テストプランも用意されており、
1デバイスあたり250USドルの固定月額で、
無制限のテストが実施できるプランとなっております。
定額デバイスは、

  • Android(FireOS を含む)デバイスファミリー
  • iOS デバイスファミリー

のいずれかから購入することができます。
定額デバイスは、特定のメーカーやモデルに限定されていません。
つまり、関連するデバイスファミリー内であればどのデバイスでも
無制限のテストのスケジュールを設定することが可能です。
スケジュールを設定する際に、必要な数だけデバイスを選択できますが、
実行の並列度は、特定のデバイスファミリーについて購入した定額デバイスの数によって制限されます。
もっと詳しく知りたい方はコチラ

 

【使用方法】
  1. まず初めに用意したアプリケーションファイルをアップロードします。
  2. テストフレームワークなど、テスト内容を設定します。
  3. テストするデバイスを選択します。
    デバイスの状態、例えばネットワークはWifiかどうか、
    デバイスのロケーション、言語の設定なども指定することができます。
  4. テストスタート!
  5. テストのレポートが出力されます。
    テスト実行中のスクリーンショットも取得できます!

 

調査してみて、はやく試してみたくなりました!
試した結果はまた後日~(゜◇゜)ゞ

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